自作キーボードANHEDRAL

前のエントリの通り、キーボードを設計して制作した。 翼の形状にちなんでANHEDRALと名付けたが、それほど気に入ってはいないので、変更するかもしれない。 設計の結果についてはgithubにアップしておくが、不具合もあるので、そのまま作らない方が良い(そんな人はいないと思うが)

github.com

実際に作ってみて、概ね思い通りにできて、ちゃんと動作したのは感激である。 ひとえに先人の皆さんが惜しげもなくkicadのデータを公開していただいていたり、自作キーボード関連のノウハウを書籍として販売されていたおかげである。 感謝。 欲張らずにLEDなしなど割り切った設計にしたのも良かったと思う。

SemiErgoキーレイアウトはまだ慣れておらず、打ち間違いが多いが、良くなっていく感覚はあるので、使い続けてみたい。 親指で押すキーが多いのは本当に快適だ。 カーソルや数字キーがないのも今は苦痛だが、慣れるといらないらしいからもう少し頑張ろう。

一方、QMKのみで親指シフトを実現する試みは少し野心的であった。 レイヤーを使ってみたり、combo機能を使ってみたりしたが、どれもうまくいかず、結局ほとんど自分で同時押しのコードを書いたが、結果的にはうまく動作して良かった。サイズ的にも軽量に仕上がったと思う。

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ぜひ今回の不具合を修正し、改善点を盛り込んだrev.2を設計したいと思う。 というか、キーボードの設計はめちゃくちゃ楽しいので、作らずにはいられないと思う。

このエントリはもちろん自作したキーボードで書いた。