年末年始は自炊しました

Kindle4が予想以上に使えるやつで、青空文庫をPDFにて入れてみたりしていたのですが、やはりそれでは物足りなくなって、とうとう自炊にたどり着いた。どうせめんどくさくなって、すぐ飽きるだろと思っているので、あまりお金をかけず、とりあえず以下のものを買い揃えた。DR-P215は小さいし、バスパワーで動くし、そこそこ速いし予想以上に使える。気に入りました。3冊ほど文庫本を自炊して一度も重送は起こってない。

OLFA ロータリーカッターL型 41B
オルファ
売り上げランキング: 101

OLFA カッターマット A4 134B
オルファ
売り上げランキング: 4

シンワ アル助ゴム付 300mm
シンワ測定
売り上げランキング: 9

Macでの処理方法としては、以下のような感じ。3.はKindle 用美白スクリプト改良。 « tsukihito.dip.jpを参考にさせて頂き、只今改良中。

  1. 裁断
  2. スキャン(300dpi, 24bit color, JPEG)
  3. GraphicsMagickで美白化 & PDF変換

GraphicsMagickはHomebrewでインストール。Lionだとオプションを足さないとコンパイルエラーでます(参考:#6881: Issue with graphicsmagick on Lion - Issues - mxcl/homebrew - GitHub)。OpenMP対応にしたいけど、まだできてない。

brew install --use-clang --HEAD graphicsmagick

できあがったPDFは満足できるできだけど、Kindleの画面の大きさは文庫本でも微妙なところ。もっと大きな字で読みたい。
今はこんな感じでやってます。130KB/pageくらいですかね。iPadだと良い感じ。

mkdir out
/usr/local/bin/gm mogrify -output-directory out -shave 5x5% *.jpg # 4片のエッジを少しトリム
/usr/local/bin/gm mogrify -crop 100x95+0+50% out/*.jpg # ページ番号などを削除
/usr/local/bin/gm mogrify -fuzz 50% -trim out/*.jpg # 余白ゼロまで削除
/usr/local/bin/gm mogrify -resize 560x734 out/*.jpg # Kindle画面サイズへ
/usr/local/bin/gm mogrify -level 10,0.4,235 -type GrayScale -quality 80 out/*.jpg # グレースケール化
/usr/local/bin/gm convert out/*.jpg book4kindle.pdf # PDF化
rm -r out

f:id:eswai:20111230221133j:image:w350