Tecsee Blue Sky & WS Quartz

話題のスイッチを2種類買って測定してみた。

まずはTecsee Blue Sky。スコンと落ちて摩擦力の小ささを感じる。 すごくスムース。 底打ちはカンと響いて硬め。 スペックには書かれていないけど、アクチュエーションポイントがかなり奥めの2.5mmくらい。

そして問題のWS Quartz。 ブレが少ないと話題のスイッチ。 触ってみて何か感触がおかしいと思ったら、全然リニアじゃない。 しかもプレスとリリースでカーブが大きく違うのは、かなり摩擦力が大きい証拠。 このスイッチはステムとハウジングの隙間を小さくして、その代償にかなり摩擦力が大きくなっているようです。 フォースカーブのばらつきも大きいですね。

さて、スプリングをSPRITの30Sに変えて、比較してみた。 WS Quartzは摩擦が大きすぎて戻ってこない。 タイピングのように勢いがあると戻るけど、軸の秤のようにゆっくり動かして測定しているともとの位置には戻らなかった。 しかし、軽いスプリングではよりリニアに近づいているのはなんだろう?

同じバネでBlue Skyの初期の荷重が低いのは摩擦力の低さと見て良いのかな? それとも、行き帰りのずれの差が少ないBlack Lotusの方が摩擦力が少ないというべきなんだろうか。